
◆「東日本大震災」へのお見舞い◆
去る、3月11日に東日本を中心に発生した地震により被災されました方々に謹んでお見舞い申し上げますと共に、犠牲者の方とご遺族の皆様に対し、衷心よりお悔やみ申し上げます。
甚大なる被害をうけた地域には、豊山流大師講支部も数多く、総本部と致しましては、真言宗豊山派と共に、被災地の一日も早い復興支援の一助となるよう取り組んで参ります。
豊山流大師講総本部 総本部長 小倉秀清

いにしえより人々は、うれしい時、悲しい時、あるいは四季折々に、心の思いを歌に託して表現してきました。『万葉集』をはじめ、多くの歌集が編まれ、人々に大きな感銘を与えるものとして、今日まで永く歌いつがれています。
歌人うたびとはそれらに独自の節ふしをつけ、己れの境地の表現として、歌いあげています。
なかでも、三十一文字みそひともじ(五・七・五・七・七)の和歌にメロディーをつけたものを「詠歌えいか」といい、七五調のものを「和讃わさん」といいます。一般的には、これらを総称して「ご詠歌」とよんでいます。
特に巡礼の中で培われ、鈴鉦れいしょうの響きにのせて唱えるご詠歌は、心の琴線にふれるものであり、安らかなる世界へと誘いざなうものであります。

豊山流大師講は、昭和23年(1948)に発足し、現在全国に300支部、5,000名を超える講員で組織されています。
お大師さま(宗祖弘法大師)のみ教えとご遺徳、総本山長谷寺ご本尊である十一面観世音菩薩さまのお徳、仏教行事の内容や教えをやさしく説いたもの、生かされている喜びを謳歌したり、あるいは亡き人の菩提ぼだいを願うものなど、120曲余りが制定されています。
毎年、全国奉詠ほうえい大会(地区大会)が開催され、全国より多くの講員さんが集います。平成20年には創立60周年を迎えました。