真言宗豊山派
HOME >『光明』
購読のすすめ

「光明」は年4回(正月/春彼岸/お盆/秋彼岸)の発行です。
年間購読の予約をされますと、毎号直接有限会社豊山より郵送いたしますので、大変便利です。
年間購読料は、900円(税込・送料含)です。複数部も可。
お申し込みは、電話、またはハガキ等で「光明」年間購読希望と明記し、住所・氏名・電話番号を記入の上、有限会社豊山までどうぞ。

有限会社豊山 
〒112-0012 東京都文京区大塚5-40-8
TEL/03-3945-3555 
FAX/03-3945-0702
(土・日・祭日・その他仏教行事等で、長期お休みを頂く場合も御座います。予めご了承下さいますよう宜しくお願い致します。)

季刊誌 『光明』

光明最新号 光明バックナンバー1 光明バックナンバー2 光明バックナンバー3

弘法大師紀行

塚田晃信

大師帰国後のいくとせを偲ぶ
福岡・太宰府だざいふ 観音世寺かんぜおんじ

   大師は大同元年だいどうがんねん(八〇六)唐から帰国したのち、入京を許されず、太宰府の観世音寺にとどまることになった。
   中国の都、長安で青龍寺しょうりゅうじの恵果阿闍梨けいかあじゃりから、密教を授かり、判官・高階遠成たかしなのとおなりの船で帰国できたのであったが、持ち帰った密教経典や曼荼羅まんだらなど品々を書き連ねた目録を、高階遠成に頼んで中央へ呈上ていじょうはしたものの、平城へいぜい天皇には認められず、空しく時を過ごさねばならなかったのである。
   現在大宰府庁跡のそばに観世音寺があり、ここは当時の三戒壇さんかいだんの一つとして九州戒壇が設置され、すでに九州の中心としての役割も果たしていた。平安時代後期の『弘法大師行化記こうぼうだいしぎょうけき』には、大師帰国の翌年に、空海をしばらくこの寺で面倒を見るようにと、朝廷から指示があったと伝えている。
   現在の観世音寺は、十一面観世音菩薩をはじめいずれも像高五㍍を超える巨大な仏像が安置され、付近に光明禅寺や戒壇院もあって、昔の隆盛ぶりが偲ばれる。
   周辺には太宰府天満宮、九州国立博物館などもあって盛んだった往時を想うのにふさわしい。

市(地)名、天満宮名は宰府、史跡は宰府と表記する

交   通:西鉄福岡(天神)―二日市― 西鉄五条下車、徒歩10分
所在地:福岡県太宰府市観世音寺5丁目6-1

第183号目次へ戻る→

このページのトップへ