

行事/歳時記
1月(睦月)
- おもな行事
- 1日 長谷寺本尊開帳法要・仁王会・修正会
- 7日 福島如宝寺七日堂祭
- 8日 後七日御修法・長谷寺仏名会
- 13日 伊賀市勝因寺虚空蔵菩薩春の大会式
- 16日 東京日の出町西福寺火渡り
- 17日 米沢笹野観音十七堂祭
- 21日 東京西新井初大師
- 24日 桐生日限地蔵尊初縁日
- 28日 伊勢崎退魔寺開運厄除け・長谷寺星まつり
- 29日 秩父医王寺初祈願会
- 暮らしの歳時記
- 初松籟(はつしょうらい)
- 新年になって初めての、あるいは正月の間の松籟。松籟とは松に吹く風、または音をいう。年が改まった後に、松の梢を渡ってサワサワと吹く風は未だ冷たいながらも、新年のめでたさを一層深め、春の訪れを感じさせてくれる。
- 生活メモ
- 季節のあいさつ
- ◯穏やかな初春をお迎えのことと ◯新春とは名ばかりの寒さ ◯寒風のみぎり ◯今朝の寒さはひとしお ◯厳寒の候
- 健康の知恵
- 「笑い」は人に幸福感をもたらし、脳の働きを活性化する効果があります。お笑い番組を見るだけでなく身近な人を笑わせたり、作り笑顔を続けることでもリンパ球の一種、NK細胞を活性化させ免疫力アップにつながります。
2月(如月)
- おもな行事
- 3日 東京西新井大師だるま供養
- 7日 茨城北斗寺大祭
- 8日 長谷寺修二会
- 11日 茨城泉子育観音春季大祭
- 14日 長谷寺だだおし
- 15日 釈尊ねはん会
- 暮らしの歳時記
- 春一番(はるいちばん)
- 立春から春分までの間に初めて吹く強い南寄りの風。気象庁では、前日より気温が上昇し、風速は毎秒8メートル(地方により多少異なる)以上としているので、場合によっては観測されない年もある。その日は一般に季節外れの暖かさとなる
- 生活メモ
- 季節のあいさつ
- ◯立春の候 ◯春寒の折 ◯暦の上では春となりましたが ◯春の気配を感じるこの頃 ◯梅のつぼみがほころび始め
- 健康の知恵
- 寒い日にも家庭でできる、簡単スクワットで「貯筋」をしませんか。足を肩幅に開いて立ち、腕は前へならえのポーズをしながら後ろにある椅子に腰掛けるように2秒間しゃがみ、2秒間で元の姿勢に戻ることを10回続けます。
3月(弥生)
- おもな行事
- 1日 茨城雨引観音河津桜祭
- 8日 高知種間寺初会式
- 15日 長谷寺常楽会
- 18日 彼岸入り
- 21日 彼岸中日・弘法大師正御影供
- 24日 彼岸明け
- 暮らしの歳時記
- 涅槃西風(ねはんにし)
- 旧暦二月十五日の涅槃会(ねはんえ)(お釈迦さま入滅の日の法会(ほうえ))の頃に吹く西風のことで、彼岸西風(ひがんにし)ともほぼ同じ頃の風。俗に西方浄土(さいほうじょうど)からの迎えとなるやわらかい風とされるが、未だ寒さが残る。この風が過ぎると日増しに暖かくなる。
- 生活メモ
- 季節のあいさつ
- ◯早春のみぎり ◯浅春の候 ◯沈丁花の香りが漂い始め ◯ようやく寒さもゆるみ ◯春分の候 ◯桜前線が近づいて
- 健康の知恵
- 日中眠気が強くなった時には、適度な昼寝をするとその後の作業能率を上げたり、血圧を安定させる効果があります。ただし長過ぎると夜の睡眠に影響するなど逆効果になるため、あえて横にはならず、20分前後で目覚めるようにしましょう。
4月(卵月)
- おもな行事
- 2日 茨城村松虚空蔵堂大祭
- 8日 灌仏会・釈尊花祭り
- 9日 茨城雨引観音マダラ鬼神祭
- 20日 茨城雨引観音桜祭
- 21日 東京西新井大師植木市(ぼたん祭)
- 25日 茨城雨引観音ぼたん祭
- 29日 秩父萬福寺呑竜講
- 暮らしの歳時記
- 春疾風(はるはやて)
- 春に前線を伴った低気圧が日本海側を西から東に通過するときに吹き荒れる強風。暖気と寒気が入れ替わる不安定なこの頃は、春疾風に幾度か襲われながら三寒四温(さんかんしおん)を繰り返し、やがて春らしさを増して季節の交代が完了する。
- 生活メモ
- 季節のあいさつ
- ◯陽春の候 ◯うららかな春の訪れとなりました ◯仲春のみぎり ◯桜花の候 ◯花冷えの日々 ◯春も深まり
- 健康の知恵
- 散歩の途中に早歩きをプラスして、持久力や筋力アップを目指してみませんか。いつもより歩幅を大きくして、少しきついと感じる程度の早歩きを3分間行ったら、次の3分はゆっくりと歩くことを繰り返します。最初は毎日15分以上を目標に。
5月(皐月)
- おもな行事
- 1日 長野須坂市米子不動尊ご縁日
- 5日 専誉僧正恩徳会
- 10日 相馬妙見歓喜寺東奥聖天尊浴油供
- 15日 米沢法音寺青葉祭
- 16日 高知津照寺漁業殉職者慰霊祭
- 暮らしの歳時記
- 薫風(くんぷう)
- 初夏に新緑の間を吹き渡る、若葉や青葉の香りをまとったさわやかな風。読みくだして「風薫(かぜかお)1る」ともいう初夏の時候の言葉。その風にはフィトンチッドという、樹木が自らを守る揮発性の物質が含まれており、リフレッシュ効果が期待できるとされる。
- 生活メモ
- 季節のあいさつ
- ◯惜春のみぎり ◯新緑の候 ◯立夏の候 ◯端午の節句の折 ◯暑からず寒からずの好時節 ◯夏を思わせるような陽気
- 健康の知恵
- 塩分摂取量を減らすには揚げ物などにかけるソースやしょう油を小皿に入れ、つけて食べるなど毎食の小さな積み重ねが大切です。塩を減らした分、胡椒や七味唐辛子などのスパイスや、ハーブを上手に使うと物足りなさを補えます。
6月(水無月)
- おもな行事
- 10日 茨城雨引観音あじさい祭
- 15日 弘法大師誕生会・青葉まつり
- 17日 興教大師誕生会
- 24日 東京巣鴨真性寺江戸六地蔵百万遍念珠法要
- 暮らしの歳時記
- 黒南風(くろはえ)
- 梅雨入り間もない長雨の続く頃に吹く南風。暗くどんよりとした時期にく湿った風で、憂鬱な心持ちと空の色とを重ねて「黒」と表現したのだろう。もともとは やわらかく吹く風であるが、ときに強風が吹き荒れることもあり、これを荒南風(あらはえ)という。
- 生活メモ
- 季節のあいさつ
- ◯麦秋のみぎり ◯梅雨の候 ◯空梅雨が続いております ◯梅雨寒にふるえる日々 ◯青梅に夏を感じる時節
- 健康の知恵
- 口臭が気になったら歯磨きに加えて、誤えん性肺炎の予防にもなる「舌磨き」を習慣に。専用器具で舌の奥から前へ3〜4回やさしく掻き出します。就寝中は唾液が減って細菌が増えやすくなるため、毎日朝食前に行うのが適当です。
7月(文月)
- おもな行事
- 9日 東京護国寺四万六千日
- 13日 盆迎え火
- 14日 山形大日坊大網祭
- 15日 盆
- 16日 盆送り火
- 暮らしの歳時記
- 青田風(あおたかぜ)
- 田植えからしばらく日にちが経ち、稲が順調に根付いて水面が見えないほに青あおとした田んぼ、その風景に吹き渡る風を青田風と呼ぶ。そよ風であればわずか に揺れる妙を味わうが、強めの風であればその揺れるさまを青田波(あおたなみ)という。
- 生活メモ
- 季節のあいさつ
- ◯海開き、山開きの時節となりました ◯暑さが日増しに強くなり ◯盛夏の候 ◯蝉しぐれがにぎやかな ◯猛暑のみぎり
- 健康の知恵
- 身体をほぐし、リラックスするために夏も湯船に。38℃前後のぬるめのお湯に20分ほど入ると、免疫機能の強化に大切な副交感神経が優位になります。就寝の1〜2時間前に入ると入眠しやすく、眠りの質も高まります。
8月(葉月)
- おもな行事
- 8日 愛媛福見寺四万六千日
- 9日 長野満願寺千手観音縁日
- 13日 八月盆迎え火・茨城雨引観音万霊総供養
- 15日 八月盆
- 16日 八月盆送り火
- 17日 福島恵隆寺例大祭
- 暮らしの歳時記
- 涼風(りょうふう)
- 「すずかぜ」とも読む。猛暑のピークが過ぎて晩夏の頃ともなると、南高北低の典型的な夏の気圧配置がくずれ、これまでの熱風とは明らかに異なる涼(すず)やかな風が吹く。特に朝夕のふとしたときに、しだいに秋の気配がしのび寄るのを感じ取れる。
- 生活メモ
- 季節のあいさつ
- ◯晩夏の折 ◯立秋の候 ◯残暑のみぎり ◯熱帯夜が続いております ◯朝夕はだいぶ過ごしやすくなりました
- 健康の知恵
- 暑い季節の水分補給は、汗をかく前のこまめな給水と食事から。一気に入った水分は排出されやすく、脱水になることもありますが、食物から摂取する水分はゆっくり消化管に吸収されて体内にとどまるので、食事もきちんと摂りましょう。
9月(長月)
- おもな行事
- 2日 千葉宗吾霊堂御待夜祭
- 20日 彼岸入り
- 23日 彼岸中日
- 26日 彼岸明け
- 暮らしの歳時記
- 野分(のわき)
- 野の草を吹き分ける程の秋の強風のこと。特に二百十日(にひゃくとおか)や二百二十日(にひゃくはつか)の頃は台風が多く襲来するとされる。野分が過ぎ去った後はからりと晴れるが、草がなぎ倒されたり屋外のものが吹き飛ばされたりと、荒あらしい爪あとを残す
- 生活メモ
- 季節のあいさつ
- ◯秋暑去りやらぬ今日この頃 ◯新涼の候 ◯虫の音に秋を感じる季節 ◯爽秋の候 ◯青空が高くなったように感じます
- 健康の知恵
- 消化を助け、口から入る細菌の増殖を防ぐ唾液は全身の健康を保つために重要なもの。食事前や緊張で口が渇いた時などには唾液腺マッサージが効果的です。こめかみの下、耳の前側に指数本の腹をあててくるくると10回ほどやさしくまわします。
10月(神無月)
- おもな行事
- 暮らしの歳時記
- 雁渡(かりわた)し
- 渡り鳥の雁が、初秋から仲秋にかけて北方より日本へと飛来する頃に吹く北風のこと。雁がV字に列を成して飛ぶのは、巧みに上昇気流をつかんで長旅の体力を温存するためという。この風が吹くと急に秋らしくなり、空が青く澄み渡る。
- 生活メモ
- 季節のあいさつ
- ◯秋涼の折 ◯清秋のみぎり ◯寒露の候 ◯金木犀の香りに秋の訪れを感じます ◯豊かな実りにあふれる時節
- 健康の知恵
- 秋冬は肌だけでなく目も乾燥しがちに。目の疲れや潤い不足を感じたら、蒸しタオルをまぶたの上にのせて3分ほど温めると血行がよくなり症状が改善します。潤いを保つためには薬局等で購入できる人工涙液の点眼を。
11月(霜月)
- おもな行事
- 10日 茨城雨引観音紅葉祭
- 23日 東京炎天寺一茶まつり・茨城雨引観音お焚き上げ法要
- 28日 茨城板橋不動尊秋季大祭
- 暮らしの歳時記
- 木枯(こが)らし
- 木の葉を吹き散らし、木をも枯らさんばかりに吹く強く冷たい風。気象庁では晩秋から初冬の間に吹く風速毎秒8メートル以上の北寄りの風をいい、西高東低の冬型の気圧配置になったことを示す現象。東京と大阪では木枯らし1号が発表される。
- 生活メモ
- 季節のあいさつ
- ◯初霜の候 ◯向寒のみぎり ◯小春日和が続いております ◯枯葉の舞い散る季節 ◯冬本番を前に、日々冷気が増して
- 健康の知恵
- 秋から冬に多発するノロウイルスによる食中毒。家庭での予防ポイントは調理作業前のていねいな手洗いと、調理器具の消毒です。次亜塩素酸ナトリウムを含む家庭用塩素系漂白剤を使う際は、それぞれの用途にあう濃度に注意して使います。
12月(師走)
- おもな行事
- 8日 釈尊成道会
- 12日 興教大師だらに会
- 31日 長谷寺本尊閉帳法要・長谷寺観音万燈会
- 暮らしの歳時記
- 虎落笛(もがりぶえ)
- 虎落とは竹を筋違いに組み合わせた柵や、枝のついた竹を並び立てた物干しをいう。虎落笛は激しい風がその虎落に当たり、狭い隙間を吹き抜けるときにヒューヒューと発する笛のような音。転じて冬の強い北風そのものも意味するようになった。
- 生活メモ
- 季節のあいさつ
- ◯歳末の候 ◯短日の折 ◯師走を迎え、あわただしい毎日 ◯年の暮れとは思えぬ暖かさ ◯今年も残すところあとわずか
- 健康の知恵
- 感染症対策やカビの原因となる結露を防ぐため、冬こそ1時間に1回、5分ほどの換気を心がけましょう。対角線上にある2か所の窓やドアを10㎝位開けて風の通り道をつくります。扇風機等で外へ向けて風を送り出す方法も効果的です。